2020年12月3日(木)〜2021年1月19日(火)

箱根町宮ノ下 NARAYA CAFEさんで開催されました『揺れるオニキス』展にご興味を持っていただいた方もご来場くださった方も、まことにありがとうございました。

開催中に緊急事態宣言が再び出され、世の情勢も春が到来するまでもう少しかかるようです。

この時期に展示をやる意味や人を招いてもいいのか正直葛藤がありました。

個展会場となるNARAYA CAFEさんも、訪れてくださった皆さんも揃っての感染対策をしっかり行ってくださったおかげで私も風邪をひくこともなく無事に終了までつとめあげることができました。

以下は個展会場において訪れてくださった方に向けたステートメントとして書いた文章になります。

この度は、作品をご鑑賞くださりありがとうございます。
小田原市出身の作家:蛍暮悠千(ほとくら はるせ)と申します。

二階の窓から見える山々の景色をもうご覧になられましたでしょうか?
この冬景色と絵を並べたくて今回の展示を企画させていただきました。

私たちは無理をしたり、比較したり、感情を複雑化させるのが得意です。
今年は気持ちの切り替えの手段も制限され、心に住み着いたもやが晴れぬ日も続いたのではないでしょうか。

寺山修司(敬称略)の本にこんな一文があります。
「郵便局に日曜日があるように 幸福にだって休暇があるのですから」
好きなことですら上手くいかないこともあります。
そういう時は今日は休暇日なんだ、休みなら仕方ないと思えるのです。

時折くすぶっても、こころはかろやかで 自分を楽しむことができたら揺れる自分をも愛おしく感じるのではないでしょうか。
抱えごとや昨日起こった出来事はそれぞれ違えど、立ち寄ったカフェでここに立っているあなたと 前日ここに居たひとと 或いはわたしとで同じ景色を共有していることが不思議で、そして嬉しく思うのです。

どなたかのひとときの安らぎになりましたら幸いです。

雪山を望むことは残念ながら機会がなかったのですが、NARAYACAFEで開催を決めた一年前の自分を褒めたいです。それからインスタや私の活動を知って会いに来てくださった方、その場でお話しさせていただいた方、一人一人の方々に愛と敬意を払って。心より感謝申し上げます。

今後の制作も頑張ろうと続けようと胸の一部があたたかくなる言葉を沢山ありがとうございました。

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